水中運動の効果
水中歩行はダイエットに効果があると云われていますが、そもそも、どうして水中歩行がダイエットに効果があるのでしょうか?ただ歩くだけであれば、普通にウォーキングするのと何処が違うのでしょうか?
その答えは、水中では浮力が働くことと、水による抵抗が発生することにあります。日常生活において、人は自分の体重というものをあまり感じていないと思います。これは習慣によって慣れてしまっているからであって、実際には常に自分の体重に耐えながら生活をしているのです。
とくに足やひざ、腰などは、立ち上がったり歩いたりするたびに自分の体重を支え続けているので、あまり負担が掛かるようになると痛み出したりします。これに対して、水中では浮力が働くために自分の体重が軽くなります。というここは、自分の体重を支える負担が軽減されることになるわけです。
このため、陸上を歩く時よりも水中を歩いた方が、足腰に負担が掛からず疲れにくくなるのです。さらに、水中では水による抵抗が発生するために、同じ運動を行なっても、陸上よりも水中の方がより大きな負荷が掛かることになります。
これは、同じ運動を行なっても、水中の方がより効果の高いトレーニングができるということです。すなわち、水中においては、より効果的なトレーニングを楽に行なうことが出来るということなのです。